【遊戯王】「トリックスター・リンカーネイション」アニメVRAINSにて葵/ブルーエンジェルが使用する通常罠

 

 

《トリックスター・リンカーネイション/Trickstar Reincarnation》
通常罠(制限カード)
(1):相手の手札を全て除外し、その枚数分だけ相手はデッキからドローする。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「トリックスター」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。

 

原作・アニメにおいて―
アニメVRAINSにて葵/ブルーエンジェルが使用する通常罠。
初登場は「遊作/Playmaker vs葵/ブルーエンジェル」戦。
先攻1ターン目に《トリックスター・キャンディナ》によりサーチされそのままセットされた。
返しのターンの《デコード・トーカー》の攻撃宣言時に発動して4枚の手札交換を行わせ、《トリックスター・マンジュシカ》と《トリックスター・ライトステージ》の効果で合計1000ダメージを与えた。
更に《トリックスター・ホーリーエンジェル》を800強化させることで《デコード・トーカー》の攻撃力を上回らせて返り討ちを狙った。
次のブルーエンジェルのターンに自身の効果で除外して、《トリックスター・リリーベル》を蘇生した。
ドローフェイズ時に発動すればバーンダメージは更に稼ぐことができた。
だが、劇中でも言及されているように、《トリックスター・ホーリーエンジェル》の自己強化を利用したコンバットトリックを狙い、わざと発動タイミングを遅らせている。
Playmakerの発動した《セキュリティ・ブロック》の効果により戦闘破壊はできず、戦闘ダメージも与えそこねたが、本来アドバンテージを生まない(1)の効果で相手にディスアドバンテージを与えることに成功している。
また、本来与えるはずだった戦闘ダメージを考慮すればライフ・アドバンテージの面でも優れた戦術であり、理想的なコンボだったと言える。
上記の通り、OCGでは17/10/01に制限カードになっているのだが、同年12月末~翌年1月頭に放送された「vsスペクター」戦では3積みが確認できる。
スペクターの通常罠《聖蔓の埋葬サンヴァイン・ベリアル》により全て除外されるが、《トリックスター・デビルフィニウム》の効果で3枚全てを回収。
その後、永続罠《トリックスター・トリート》の効果によりスペクターのターンに3連続発動を可能にし、2体の《トリックスター・マンジュシカ》とのコンボで止めを刺そうとした。
しかし、3枚目の発動時に通常罠《聖花葬サンブルーム・フューネラル》を発動され、ライフを回復された事で失敗に終わっている。
放送時点のリミットレギュレーションが破られているカードの効果が使われたのはアニメ5D'sの《早すぎた埋葬》以来9年ぶりとなる。
なお、アニメZEXALの《死者蘇生》の様にカードとしての登場や、アニメARC-Vの《EMモンキーボード》の様に効果が使われない登場ならばその間にもあった。
後日、アニメVRAINS監督の浅野勝也氏が自身のtwitterで「脚本制作と制限とのタイムラグが絶妙なタイミングだったので修正できなかった」とコメントしている。
同時に「制作側としてはブルーエンジェルが勝っていたら直さざるを得なかったが、それを上回るスペクターの強さが強調された事でそのままいかせてもらった」とも述べている。
公式側からこの様なリミットレギュレーションと制作状況の関係について述べられたのは前例のない事である。

 

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スペクターつよ