【遊戯王】「超融合」ジムのフィールドの《地球巨人 ガイア・プレート》と十代のフィールドの《E-HERO ヘル・ゲイナー》を融合素材として《E-HERO ダーク・ガイア》を融合召喚した。

 

 

《超融合/Super Polymerization》
速攻魔法(制限カード)
このカードの発動に対して魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。
(1):手札を1枚捨てて発動できる。
自分・相手フィールドから融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。

 

原作・アニメにおいて―
アニメGX3期「異世界編」後半のキーカード。
ブロンが十代の仲間たちを生け贄にして完成させようとしていたが、完成を見ぬままブロンは十代に敗死。
その後十代が拾い、彼の覇王化の一因となる。
そして覇王となった十代が町の住人や精霊を襲撃しこのカードにエネルギーを注ぎ遂に完成させ、「覇王十代vsジム」戦で初めて使用された。
《フェイク・ヒーロー》をコストに発動し、ジムのフィールドの《地球巨人 ガイア・プレート》と十代のフィールドの《E-HERO ヘル・ゲイナー》を融合素材として《E-HERO ダーク・ガイア》を融合召喚した。
「覇王十代vsオブライエン」戦では速攻魔法であることを活かし、《ヴォルカニック・デビル》の攻撃に対して発動。
《ヴィシャス・クロー》をコストに、十代のフィールドの《E-HERO マリシャス・エッジ》とオブライエンのフィールドのイービル・トークンを融合して、《E-HERO マリシャス・デビル》を融合召喚した。
覇王消滅後も十代の手元に残っていたが、十代はこのカードを「暗黒のカード」と恐れ融合召喚自体ができなくなった。
「十代vsヨハン(ユベル)」戦でトラウマを吹っ切り《レインボー・ネオス》の融合召喚に使用したが、このカード自体が通常罠《ラスト・トリック》によってユベルに奪われてしまう。
続く「十代vsユベル」戦ではユベルが《マジック・クロニクル》経由で手札に加え発動した。
《チェーン・マテリアル》とのコンボにより、「超融合神」を融合召喚しようとするも、十代が《チェーン・マテリアル》へのカウンターとして発動した通常罠《スピリチュアル・フュージョン》によって妨害される。
融合素材を指定する権利を得た十代は自身とユベルが一体になることを持ち掛けることで2人は和解、結果としてデュエルは中断することとなる。
その後も十代がデッキに入れており、第4期の「十代vsダークネス」戦でも十代が使用。
《E・HERO ネオス》とダークネスにコントロールを奪われた《ユベル》を融合し、《ネオス・ワイズマン》を融合召喚した。
アニメではこのカードの効果により融合召喚に成功したタイミングでも効果を発動できなかった。
また、アニメ版のイラストは背景の渦巻きが青で、黄色の稲妻が出ている(構図はOCGと同じ)。
OCGのイラストはアニメ3期のラストの十代とユベルの融合したシーンを元にしているようだ。
初使用時には「見せてやろう!心の闇が作り出した、最強の力の象徴!絶対無敵!究極の力を解き放て!発動せよ!《超融合》!!」という口上めいたセリフを述べている。
OCGでは初となった速攻魔法の融合召喚カードだが、アニメGXではこのカードよりも前に《瞬間融合》及び《スクラップ・フュージョン》が登場している。
アニメZEXALのデュエルコースター編において、ウルフの手札に確認できる。
GXでは上記のような経緯の末生まれたカードなのだが、どうやら一般にも流通しているようである。
この時のレアリティはウルトラレアで、イラストもOCG版のものだった。
アニメARC-VではユーリがOCG版のものを使用している。
「明日香vsユーリ」戦では《古代の機械箱》をコストに、《古代の機械巨人》・《古代の機械飛竜》・明日香のフィールドの《古代の機械熱核竜》を融合素材に《古代の機械究極巨人》を融合召喚した。
この際、永続魔法《融合破壊》の「融合カード及びフュージョンカードの発動を無効にして破壊する効果」を封じて融合召喚を成功させた。
「ユーゴvsユーリvsエド&カイト」戦でも《捕食植物ドロソフィルム・ヒドラ》をコストに使用され、《捕食植物セラセニアント》とカイトにコントロール奪取された《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》を融合素材に《グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》を融合召喚した。
しかし、この時遊勝にこのカードの存在と効果を知られたのが仇となり、その後の「遊勝vsユーリ」戦では1ターン目にセットしたカードがこのカードだと予想されてしまい、発動前に除去されている。
最初に使用したデュエルとそれ以降ではユーリは違うデッキを使用している。
このカードを複数枚所持しているのか、1枚を使いまわしているのかは定かではない。
遊勝や遊矢にはこのカードこそがユーリの切り札だと思われていたようだが、実際には別のカードが切り札であった。
過去のシリーズで重要な設定を持つカードが、後のシリーズで設定を引き継がず登場すること自体は過去にも例がある。
(アニメGXの《サクリファイス》、アニメ5D'sの《宝玉獣 アメジスト・キャット》・《トラゴエディア》、上記のアニメZEXALの《超融合》など。)
しかし、それらのカードは画像として登場するもデュエルで直接使用されないことが多かった。
アニメGXのコピーカードの《ラーの翼神竜》のように、設定的な説明がされた上で使用されたこともあるが、そういった設定が明示されずデュエルで直接使用されたというのは珍しい。
Dチーム・ゼアルの「カイトvsフュージョン・マスク」戦において、フュージョン・マスクが使用。
フュージョン・マスクの《E・HERO エアーマン》とカイトの《銀河眼の光子竜》を融合素材にして、《E・HERO The シャイニング》を融合召喚した。
2010年1月には、タイトルにこのカードの名前を含む、劇場版「遊☆戯☆王~超融合!時空を越えた絆~」が公開されたが、このカード自体は登場していない。
コナミのゲーム作品において―
TAG FORCE 3では、覇王十代に「絶対無敵!究極の力を解き放て!解放せよ!《超融合》発動!」というボイスがある事がサウンドテストで確認できる。
しかし、覇王のデッキにはこのカードが入っていないうえ、覇王はパートナーにできずデッキ内容変更が不可能なため、《エクスチェンジ》で渡すなど特殊なプレイをしなければ、このボイスが実際に使用される事はない。
また、アムナエルがこのカードを「錬金術の究極の形の一つ」として、このカードを求めて異世界へ旅立つEDが存在する。

 

http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%C4%B6%CD%BB%B9%E7%A1%D5

 

管理人の一言

アニメ遊戯王GXを表すカードの1枚だと思ってる