【遊戯王】「E・HERO ネオス」E・HEROの1体であり、ネオスペーシアンとコンタクト融合することで未知なる力を発揮する。  E・HERO・HERO・ネオス・通常モンスター・戦士族・光属性と、極めて幅広いサポートカードに対応している

 

 

《E・HERO ネオス/Elemental HERO Neos》
通常モンスター
星7/光属性/戦士族/攻2500/守2000
ネオスペースからやってきた新たなるE・HERO。
ネオスペーシアンとコンタクト融合する事で、未知なる力を発揮する!

 

 週刊少年ジャンプ(2006年2号) 付属カードで登場した光属性・戦士族の最上級モンスター。
 E・HEROの1体であり、ネオスペーシアンとコンタクト融合することで未知なる力を発揮する。

 E・HERO・HERO・ネオス・通常モンスター・戦士族・光属性と、極めて幅広いサポートカードに対応している。
 《O-オーバーソウル》・《摩天楼2-ヒーローシティ》・《ダイガスタ・エメラル》等の蘇生手段が豊富で、デッキから墓地へ送るのも《E・HERO プリズマー》や《E・HERO ブレイズマン》が使える。
 他にも手札からは《E・HERO ネクロダークマン》や《古のルール》、除外されたものは《E・HERO ボルテック》等で召喚・特殊召喚できる。
 戦闘でも《オネスト》・《ネオスペース》・《摩天楼 -スカイスクレイパー-》・《ジャスティブレイク》等に対応する。
 《ミラクル・フュージョン》や《超融合》で融合素材にもでき、《王者の看破》で相手カードの無効化もできる。
 専用カードの《ネオス・フォース》や《ラス・オブ・ネオス》もあり、これらの豊富なサポートカードを活かしたデッキが【ネオスビート】である。

 【コンタクト融合】でももちろんキーカードとなる。
 上記のカードや、《コンバート・コンタクト》+《ミラクル・コンタクト》等の戦術を使い、コンタクト融合体の特殊召喚を補助したい。
 《ミラクル・コンタクト》の存在から無理にフィールドに出す必要はないのでサーチや墓地肥やしを重点に置きたい。
 狙って出すなら、自分のライフポイントが少ない程攻撃力を増す《E・HERO エアー・ネオス》や、扱いやすい除去効果を持つ《E・HERO グラン・ネオス》、《大嵐》と同じ効果を持つ《E・HERO ストーム・ネオス》が優先される。

《E・HERO ネオス》を融合素材に指定する融合モンスターは12種類存在し、最も多くの融合モンスターに融合素材として指定されたカードとなっている。
また、カテゴリ・属性・種族等を活かして融合素材にできるモンスターを含めると、実に35種類の融合モンスターの融合素材になる事ができる。
(《覇勝星イダテン》・《覇道星シュラ》まで)
これは遊戯王OCGの中で最も多い。
モンスター効果を活用すれば、《E・HERO アナザー・ネオス》も35種類の融合素材になれる。
(《覇勝星イダテン》・《覇道星シュラ》が含まれず、《超合魔獣ラプテノス》・《ミレニアム・アイズ・サクリファイス》の融合素材になる)
もっとも、《E・HERO プリズマー》等のカード名コピー能力を持つものを含めると、より多くの融合素材にできるカードも存在する。
アニメで初めて登場したのは2005年12月7日(水)の放送。
OCGの実物はこの次の週に発売された週刊少年ジャンプの付録として登場した。
その時のテキストは「ネオスペーシアンからやってきた~」となっている。
これは誤植であり、POWER OF THE DUELISTで再録された際のテキストでは、「ネオスペースからやってきた~」と修正されている。
元々E・HEROはアメリカンコミックヒーロー風のデザインが特徴であった。
しかし、このカードは日本の特撮ヒーロー「ウルトラマン」シリーズを意識したデザインである。
アニメで十代が語っていた「番組のラスト3分だけ活躍するヒーロー」という設定からも、ウルトラマンがモチーフであることは間違いないだろう。
実際《E・HERO アクア・ネオス》がデメリットで融合デッキに戻ってしまった際に、十代が「アクア・ネオスは地上じゃ1ターンしかいられないのか」とウルトラマンのカラータイマーの設定を意識した発言をしている。
なお、ウルトラシリーズには『ウルトラマンネオス』という作品、および同名のヒーローが存在する。
アニメGXのシリーズ構成とメインライターを務めた武上純希氏は、『ウルトラマンネオス』のメインライターも担当している。
原作・アニメにおいて―
アニメGXにおいて、十代が木星の衛星イオで手に入れた、十代の理想である真のHERO。
元は十代が海馬コーポレーション主催のカードデザイン募集イベントに応募したカードで、宇宙の力を与えるべくカプセルに入れられて宇宙に打ち上げられたカードであった。
デュエルにおいては生け贄召喚は勿論のこと、《E・HERO ネクロダークマン》や《死皇帝の陵墓》による生け贄なしの召喚、そしてカードの効果による特殊召喚と、様々な方法で召喚されている。
初登場は「十代vs光の波動の使者」戦で、《N・アクア・ドルフィン》の効果のトリガーとなり、弱体化させた《光源獣 カンデラート》を攻撃してフィニッシャーとなった。
攻撃名は「ラス・オブ・ネオス」。
《ネオス・フォース》装備時の攻撃名は「フォース・オブ・ネオスペース」、「ネオス・フォース」。
「十代vsダークネス」戦では、ダークネスにコントロールを奪われた《ユベル》とこのカードとの《超融合》により《ネオス・ワイズマン》を融合召喚した。
なお、OCGでは《ネオス・ワイズマン》は融合モンスターでないため、両者を《超融合》すると《E・HERO エスクリダオ》が呼び出されてしまう。
「十代vsブロン」戦で十代が使用した速攻魔法《鎮魂の決闘》に描かれている。
アニメではイラストが完全に正面を向いており、背景も黒く、レアリティはノーマルだった。
また、アニメ先行の通常モンスターでは珍しくテキストにルビも振られている。
十代が覇王となっていた時もデッキに投入自体はされていたが、黒いモヤのような物で塗りつぶされていた。
劇中ではカードに宿る精霊として人間の言葉で十代と話している。
更に第4期に入ってからは、十代の精霊を実体化させる力で度々呼び出されている。
落石を光線で破壊したり十代を抱えたりと、現実世界に物理的に干渉する事も可能な様だ。
劇場版『超融合!~時空を越えた絆~』では、同じく実体化した《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》と《スターダスト・ドラゴン》の攻撃に耐えた。
精霊のパワーはそのカードのステータスに基づくという訳ではなさそうである。
正義の闇の波動を受けたHEROだが、闇属性ではなく光属性である。
斎王との戦いで破壊された時に「光が闇を消し去るのかぁ!」と言っていたが、あくまで本人は光属性である。
通常魔法《エレメンタル・ストーム》使用時は黒い渦を発して攻撃していた。
なお破滅の光の波動を受けた《ユベル》は闇属性である。
番組途中からの登場ながら度々フィニッシャーとなっており、召喚・特殊召喚の総計は実に59回。
これは、十代の初期のエースモンスターである《E・HERO フレイム・ウィングマン》をもしのぐ数である。
劇中では、海馬コーポレーションのカードイラスト募集キャンペーンに子供の頃の十代が応募して制作されたカードとされている。
十代が子供の頃に憧れていたヒーローをモデルに描いたもので、番組のラスト3分しか活躍しないヒーローだったとのこと。
なお、実際にデザインを行ったのは原作者の高橋和希氏である。
初登場時、十代はあろうことか「綿毛トークン2体を生け贄にして、《E・HERO ネオス》を特殊召喚!」と発言している。
レベル7で攻撃力が2500の通常モンスターというのは、原作で遊戯が愛用した《ブラック・マジシャン》と共通している。
最初から想定されていたのかは不明だが、最終回にて「vs《ブラック・マジシャン》」が実現した。
またこのカードの守備力2000というステータスは、後々のシリーズの主人公のエースモンスターのステータスに引き継がれている。
OCG化されていないサポートカードとして魔法カード《コンタクト・ソウル》、罠カード《ネオスペーシア・ロード》・《未来への希望フューチャーヴィジョン》・《ネオス・スパイラル・フォース》が登場している。
アニメ5D's第5期OPの冒頭部分でこのカードが登場している。
劇場版『遊戯王~超融合!時空を越えた絆~』における「遊戯&十代&遊星vsパラドックス」戦でも登場。
遊星のフィールド上に存在する《ジャンク・ガードナー》を融合素材とし、《E・HERO ネオス・ナイト》となって活躍した。
その後は《融合解除》によって特殊召喚され、1度は戦闘破壊されるものの罠カード《スターダスト・ミラージュ》によって蘇生した。
罠カード《ネオス・スパイラル・フォース》のイラストに描かれてはいるが発動条件などではなく、そのターン《E・HERO ネオス》1体が攻撃できなくなるという制約を課すテキストだった。
アニメZEXALでは、決闘庵にこのモンスターを象った木像が設置されていた。
アニメ遊戯王シリーズ通算777回記念となったアニメARC-V第73話の特別OPでは使い手の十代と共に登場している。
また、公式ホームページの「超熱血!デュエル塾 講義24」では、自身の派生モンスターやNと共に十代の切り札として紹介されている。

http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%A3%C5%A1%A6%A3%C8%A3%C5%A3%D2%A3%CF%20%A5%CD%A5%AA%A5%B9%A1%D5

 

管理人の一言

過労死マーン!