【遊戯王】「幻魔帝トリロジーグ」自身の特殊召喚、または自分のモンスターが蘇生された場合に相手モンスター1体の元々の攻撃力の半分の数値分のバーンを与える誘発効果

 

 

《幻魔帝トリロジーグ》
融合・効果モンスター
星10/闇属性/悪魔族/攻4000/守4000
レベル10モンスター×3
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合、またはこのカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、
このカード以外のモンスターが墓地から自分フィールドに特殊召喚された場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの元々の攻撃力の半分のダメージを相手に与える。

 

 

 PREMIUM PACK 2019で登場した闇属性・悪魔族の融合モンスター。
 自身の特殊召喚、または自分のモンスターが蘇生された場合に相手モンスター1体の元々の攻撃力の半分の数値分のバーンを与える誘発効果を持つ。

 融合素材はレベル10モンスター3体が指定されている。
 だが、フィールド・手札のモンスターを融合素材にするのは如何せん消費が激しく、そもそもフィールドに揃えた場合はエクシーズ召喚の方が効率的。
 墓地融合・デッキ融合なら消費を抑えられるが、それらは特定の種族・カテゴリに限定されたものがほとんど。
 このカードが対応するのは《死魂融合》や《未来融合-フューチャー・フュージョン》しかなく、【列車】・【時械神】・【ユベル】等のレベル10主体のデッキにそれらを採用するのが最も現実的か。

 なお、効果に融合召喚は必須ではなく、エクストラデッキからの特殊召喚にも制約はないので、《デビル・フランケン》などで特殊召喚する手もある。
 もっとも、その方法ならば他に有用な候補はあるのでこのカードが選ばれるかは微妙なところだが。

 効果は相手モンスター1体の元々の攻撃力の半分のダメージを与える効果。
 トリガーは自身の特殊召喚か、自身以外のモンスターの蘇生。
 自身の特殊召喚をトリガーとする場合、基本的に融合召喚や上述の特殊召喚で使う事になる。
 蘇生制限を満たせば蘇生・帰還も自由だが、何度も狙うのは手間なので、もう一方の墓地からの蘇生でトリガーとしたい。
 自己再生できる《妖精伝姫-シラユキ》などを使えば相手ターンのバーンも狙える。
 (チェーン1に《妖精伝姫-シラユキ》、チェーン2にこのカードと組めば、逆順処理でバーンを与えた上で相手モンスターを裏側守備表示にできる。)

 ただ、相手モンスターの元々の攻撃力の半分と安定しないのがネック。
 自身の攻撃力で戦闘ダメージを合わせて狙うか、上述の《死魂融合》を高い攻撃力モンスターの特殊召喚に合わせて使うといった工夫が必要になる。
 《壊星壊獣ジズキエル》は相性が良く、厄介な相手モンスターを除去した上で高い攻撃力故にバーン対象にもしやすく、このカードの融合素材にもできる。

悪魔族なので《ダーク・フュージョン》に対応している。
同様に《魔神王の契約書》にも対応しており、DDDにはレベル10が何体か存在するため、【DD】では《死魂融合》なしでも融合召喚できる可能性がある。
もっとも、カードの消費が荒くなるのでそれを行う場合はなるべく出したターンに決着を付けたい。
《ラーの翼神竜》とは相性が良く、墓地へ送る手段の少なかった《ラーの翼神竜-不死鳥》を《未来融合-フューチャー・フュージョン》で纏めて墓地へ送る事ができる。
この時、《ラーの翼神竜-球体形》も墓地に送っておけば《ファントム・オブ・カオス》の効果で《ラーの翼神竜》をリクルートする事もできる。