【遊戯王】「レインボー・ライフ」発動ターン中のあらゆるダメージを回復に変換する効果

 

 

《レインボー・ライフ》

通常罠
手札を1枚捨てて発動できる。
このターンのエンドフェイズ時まで、
自分は戦闘及びカードの効果によって
ダメージを受ける代わりに、
その数値分だけライフポイントを回復する。
 ※エンドフェイズに適用終了となるカードに対するエラッタに伴い、テキスト内の「エンドフェイズ時」は「ターン終了時」と読み替えて使用する。

 

 PHANTOM DARKNESSで登場した通常罠。
 発動ターン中のあらゆるダメージを回復に変換する効果を持つ。

 戦闘ダメージと効果ダメージのどちらにも対処でき、直接攻撃等に対し発動すれば大幅なライフゲインが見込める。
 ただし手札コストが必要なため重く、またカード・アドバンテージが得られないので、メインデッキから搭載される事は少ない。

 このカードの主な活躍の場はエキストラデュエルである。
 エキストラデュエルでは4ターン後の終了時にライフポイントが多いほうが勝利となる。
 最終ターン目が自分のターンであれば、このカードを発動した上で自爆特攻を繰り返し、大幅にライフポイントを回復して勝利できる。
 最終ターンが相手のターンの場合も、相手の直接攻撃等を回復に変換し、相手のライフポイントを上回れば勝利が狙える。
 またエキストラデュエル突入後にバーンカードを使用して勝利を狙う戦術に対しても有効なメタとなる。
 こうした事情から、大会ではサイドデッキに搭載されている事が少なくない。

 一部のコンボデッキではメインデッキから搭載される事もある。
 【リクル特攻】では、このカードを発動してリクルーターによる自爆特攻を繰り返す事で、莫大なライフポイントを獲得できる。
 《ギガンテック・ファイター》を使用すれば、理論上無限にライフポイントを回復できる。
 《トーチ・ゴーレム》を特殊召喚してトーチトークン2体に自爆特攻させると、6000ポイントの回復が可能。
 自分のカードの効果のダメージも回復するので、自分の《パワー・ボンド》や《女神の加護》・《破滅へのクイック・ドロー》・《時の魔術師》等のダメージをライフ・アドバンテージに変えられる。

同時に《シモッチによる副作用》が適用されている場合、このカードは「戦闘ダメージを効果ダメージに変換する」だけの効果になる。
実質的には無効にされた場合とほとんど変わらない。
【サイキック族】とは好相性。
ライフコストだけではなく、《最古式念導》や《脳開発研究所》といった、ダメージを受けるカードも多数採用されるためである。
発動した後に受けるダメージを無効にし、回復するカードである。
発動する前のダメージまでは回復しない。
アニメ効果(下記)とは逆なので間違えないようにしたい。
単純な防御カードとして使う場合、《ホーリーライフバリアー》との違いはモンスターの戦闘破壊とライフ回復の有無。
こちらは大きなライフ・アドバンテージと引き換えにモンスターをまとめて攻撃され破壊される恐れがある。
2009年度世界大会の選考会において、日本代表の一人がサイドデッキに投入していた事が話題になった。
これは、エキストラデュエルに突入した場合の保険との事。
その後、サイドデッキに投入される事が増える事となる。
2014年以降、世界大会およびその予選・選考会では【エキストラウィン】抑制のためこのカードと《自爆スイッチ》が禁止カードに指定されている。
2015年からは更に《非常食》・《神秘の中華なべ》・《三位一択》が禁止カードに指定されている。

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