【遊戯王】「サイバース・ガジェット」召喚に成功した時にレベル2以下のモンスターを蘇生できる誘発効果、フィールドから墓地へ送られた場合にガジェット・トークンを特殊召喚できる誘発効果

 

 

《サイバース・ガジェット》

効果モンスター
星4/光属性/サイバース族/攻1400/守 300
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地のレベル2以下のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
(2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
自分フィールドに「ガジェット・トークン」(サイバース族・光・星2・攻/守0)1体を特殊召喚する。

 

 Vジャンプ(2017年5月号) 付属カードで登場した光属性・サイバース族の下級モンスター。
 召喚に成功した時にレベル2以下のモンスターを蘇生できる誘発効果、フィールドから墓地へ送られた場合にガジェット・トークンを特殊召喚できる誘発効果を持つ。

 チューナーでなくなった代わりに、(2)のトークン生成効果を得た《ジャンク・シンクロン》と言うべきカード。
 特にトークン生成が「場合の任意効果」であるため、リンク素材・シンクロ素材になった場合でも発動できるのが特長。
 召喚して(1)の効果でモンスターを蘇生、そのモンスターと共にリンク2のリンク召喚、そのリンクモンスターとガジェット・トークンでリンク召喚とつなげる事で、1枚でリンク3のリンクモンスターに繋げられる。
 通常モンスターやトークンを素材にできないリンクモンスターを出したい場合は、ガジェット・トークンを《リンク・スパイダー》の素材にしてから更にリンク素材にするとよい。

 【サイバース族】では中盤以降の展開の主力として大活躍する。
 蘇生するのはレベル2通常モンスターの《ビットロン》・《デジトロン》が主。
 またレベル1の《ドットスケーパー》もその自己再生能力から有力な蘇生先となる。

 (1)の効果でチューナーを蘇生し、《瑚之龍》などのシンクロチューナーを出せば、ガジェット・トークンとで更に高レベルのシンクロモンスターにつなげられる。
 ガジェット・トークンが光属性のため、非チューナーに光属性を指定する《ライトエンド・ドラゴン》や《ライトロード・アーク ミカエル》なども出せる。

蘇生可能なモンスターが墓地にあれば、エクストラモンスターゾーンを空けつつメインモンスターゾーン2か所をリンク先にできる。
手順としては以下の通り。
このカードを召喚し、(1)の効果で蘇生。
このカードをリンク素材にして左のエクストラモンスターゾーンに《リンク・ディサイプル》をリンク召喚。
ガジェット・トークンと蘇生させたモンスターで《プロキシー・ドラゴン》をリンク召喚。
《リンク・ディサイプル》をリンク素材にして、《プロキシー・ドラゴン》の右のリンク先に《セキュア・ガードナー》をリンク召喚する。
左から1、4つ目のメインモンスターゾーンがリンク先となる。
(1)の効果で特殊召喚したモンスターの効果が無効化される範囲については《ジャンク・シンクロン》を参照。
「フィールドから」と限定されているため、エクシーズ素材にして墓地へ送られた場合は(2)の効果を使えない。
自身の効果で生み出すガジェット・トークン共々、ガジェットで初の機械族以外のモンスターである。
同時に、OCGで最初に登場したサイバース族でもある。
このカードの登場は2017年3月21日であるが、登場時点のマスタールール3の公式ルールブックではまだサイバース族に対応していないからか、公式デュエルで使用可能となったのは新マスタールールが施行される第10期の3月25日以降であった。
登場から4日間は、公式デュエルでは使用できない状態であった。
登場時点で一部の効果が使用できないカードはいくつかあれど、デュエルで使用すらできないカードは初である。

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