【遊戯王】「妖刀-不知火」墓地に存在する場合に自身と他のアンデット族を除外することで、エクストラデッキからアンデット族シンクロモンスターを特殊召喚する起動効果

 

 

《妖刀-不知火》

チューナー・効果モンスター
星2/炎属性/アンデット族/攻 800/守 0
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが墓地に存在する場合、チューナー以外の
自分の墓地のアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとこのカードを墓地から除外し、
その2体のレベルの合計と同じレベルを持つ
アンデット族Sモンスター1体をEXデッキから特殊召喚する。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。

 

 ブレイカーズ・オブ・シャドウで登場した炎属性・アンデット族の下級モンスターのチューナー。
 墓地に存在する場合に自身と他のアンデット族を除外することで、エクストラデッキからアンデット族シンクロモンスターを特殊召喚する起動効果を持つ。

 アンデット族のシンクロモンスターを墓地コストのみで特殊召喚する効果を持つ。
 特殊召喚するアンデット族シンクロモンスターは、コストとして除外した(このカードを含む)アンデット族2体のレベルの合計と同じレベルを持つモンスターでなければならない。
 現状、アンデット族シンクロモンスターはレベル3、5~11であるため、基本的にはレベル1か3~9のアンデット族をこのカードと共に除外することになる。
 正式なシンクロ召喚ではないため、チューナーに《ゾンビキャリア》を指定する3体もこの効果での特殊召喚が可能。

 特にシンクロ素材を3体以上要求する《アンデット・スカル・デーモン》はその重さを無視して破壊されない耐性を活かすことができる。
 ただし、墓地リソースが重要なアンデット族において、2枚のカードを除外するため計画的な使用が求められる。
 この点は、除外された守備力0のアンデット族を墓地に戻せる《戦神-不知火》を特殊召喚先に選ぶことで、多少は墓地アドバンテージを回復できる。
 また、《不知火の隠者》を除外すればこのカードを帰還させる事ができるため、特殊召喚したレベル6シンクロモンスターと共に《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》を始めとしたレベル8シンクロ召喚が可能になる。
 なお、この効果で特殊召喚すると蘇生制限を満たさないため、アンデット族の豊富な蘇生との噛み合わせは良くない。
 使い切りとするか、エクストラデッキに戻す手段も視野に入れておくと尚のこと良い。

 主要アンデット族の中では《ゾンビ・マスター》と好相性。
 手札に来れば手札コストとして捨てられて、即蘇生され、シンクロ召喚後には墓地で合計レベル6の除外コストとして共に待機できる。
 しかし基本的にはデッキから直接墓地へ送るべきカードである所、闇属性系の墓地肥やしカードは当然使えない。
 《おろかな埋葬》などで速やかに墓地へ送りたい。

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