【遊戯王】「彼岸の旅人 ダンテ」デッキトップを3枚まで墓地へ送って自己強化する起動効果、攻撃したバトルフェイズ終了時に守備表示になる永続効果、墓地へ送られた場合に彼岸をサルベージする誘発効果

 

 

《彼岸の旅人 ダンテ》

エクシーズ・効果モンスター(制限カード、2018/10/01から準制限カード)
ランク3/光属性/戦士族/攻1000/守2500
レベル3モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
自分のデッキの上からカードを3枚まで墓地へ送って発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、
この効果を発動するために墓地へ送ったカードの数×500アップする。
(2):このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になる。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、
このカード以外の自分の墓地の「彼岸」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。

 

 EXTRA PACK 2015で登場した光属性・戦士族のエクシーズモンスター。
 デッキトップを3枚まで墓地へ送って自己強化する起動効果、攻撃したバトルフェイズ終了時に守備表示になる永続効果、墓地へ送られた場合に彼岸をサルベージする誘発効果を持つ。

 (1)の効果は《カードガンナー》と同じ効果で、レベル3の彼岸を墓地へ送ってそのトリガーとして使える。
 効果を使用した後の攻撃力は《No.17 リバイス・ドラゴン》と同じ2500だが、あちらと違い《奈落の落とし穴》を受けず、墓地を肥やす事ができる。
 (2)の効果もあって打点不足のランク3内では汎用性は高いが、デッキ破壊のデメリットが辛いデッキも増えているため、《No.17 リバイス・ドラゴン》とは墓地を肥やすのがメリットになるか否かで使い分けて採用する事となる。

 攻撃力が戻っても(2)の効果により守備表示となるため、返しのターンで《No.52 ダイヤモンド・クラブ・キング》のように守りに転じられる。
 上昇後の攻撃力と同じ2500の守備力を持つため、大半の下級モンスターなら止められる壁として機能する。

 (3)の効果は、墓地へ送られた場合に墓地の彼岸をサルベージする効果。
 フィールド以外からでも対応するため、《神の警告》などを受けてもディスアドバンテージを軽減できるのはありがたい。
 エクシーズ素材でも問題ないため、《永遠の淑女 ベアトリーチェ》のエクシーズ素材にする事でさらなるアドバンテージを稼げる。

《RUM-アストラル・フォース》に対応し、上下のランクに該当するモンスターが存在する。
よって、このカードから《セイクリッド・プレアデス》等を出せ、《No.39 希望皇ホープ・ルーツ》等からこのカードを出せる。
また、ランク1の希望皇ホープを素材に持った状態で再び発動すれば、《CNo.39 希望皇ホープレイV》等の専用効果を使える。
なお、一応《FNo.0 未来皇ホープ》・《SNo.0 ホープ・ゼアル》に使うことでも出せるが、流石に消費が多過ぎるため現実的ではない。
環境で活躍した【彼岸】弱体化の為か、16/04/01に制限カードに指定された。
特にこのカードは1体目が墓地に落ちても2体目の効果でエクストラデッキに戻して使い回しができたため、影響は大きいと言える。
なお、海外ではこのカード自体は無制限のままだが、代わりに《永遠の淑女 ベアトリーチェ》が制限カードに指定されており、メインデッキの彼岸カードの規制も日本より強い。

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